電話で気づく晩夏

学校で、8月は新しい年が始まる時期であり、学生は引っ越しと新学期の授業の準備に大忙しだ。この時期になると、また新学年が始まるんだなという新鮮な気分になる。夏がおわったと思うと秋を楽しむ間もなくいきなり冬になる、そんな時期だ。だけど、試験中なのでそんな気分にひたっている余裕もないのだが。そんな時期に皆、電話をかけるようで、今日の夜は意外な人から電話がかかってきた。


S君はここの大学院に合格して通うことになったので、今日Indianapolisに着いたのだとわざわざ連絡をくれた。こういうのは素直に嬉しいし、S君の大学院生活が少しでも上手く行くように、応援したい。

それから、コロンビアのAはアメリカに来ていたが遊べなかったので電話をくれた。世間話で弾んでいたが、ふいにIndiana大の学生だけがアクセスできるあるサイトのパスワードを教えてほしいと言ってきた。こういうのは複雑だ。

学部の時の友達のNからの電話は、医学部は3年生からIndianapolisキャンパスなので引っ越してきたから一緒に飲もうというものだった。これはさすがに今回は不参加だけど友達が同じ街に来るのは嬉しい。


なんか不思議な気分。何もかもが自分の住んでる世界とは違うというか(飛躍しすぎ?)。いまは試験で社会とは隔絶されたような生活をしていて、電話が唯一の自分と社会とを繋げる道具という感じ。