昭和20年

今週の授業のプレゼンテーションの出来は普通で、今週末は試験。

  • 3ヶ月ぶりの今週の言葉 "Personal Favor"

「個人的なお願い」


大学院の面接と一年目にお世話になったオフィスの人(アメリカ人)からのメールのタイトルだ。それが意味するところになんの検討もつかないままそれを読むと、ある日本語のメッセージを英訳してほしいという。なんて単純なお願いなんだろう、そしてなんで日本語ってわかるんだろう、という疑問を胸にオフィスへ行く。見せられたものはある写真の裏側に書かれたメッセージらしきものだ。

その写真は、そのオフィスの人の最近亡くなった親戚の遺品。赤茶けた白黒写真に軍服姿の3人の日本人らしき若い青年がならぶ。その爽やかな表情からは戦時中の緊迫したイメージはない。なぜか。なんとか判読した日本語の'メッセージ’は3人の名前と写真が撮られたと思われる年だった。


「昭和20年」、、1945年、それは終戦の年だ。

名前と日付だけだったが、あの写真にはどういう思いがかくされているんだろう。