Memorial Service

 Indianapolis北部のOaklawn Memorial Gardenでメモリアルサービスが行われた。壇上で神父が説教をして、親友、姪(姉の娘)などがホストファザー(Gil)との思い出話を披露する。それぞれの話は笑いあり、感動ありで場が和む。ジョークやいたずら好きなGilらしい逸話などだ。その中の一つにGilの姪の話があった。ある時、Gilが親戚一同を何も言わずに呼んで、行ってみたら皆でプールを作らせたという。それを引き合いに、行動力があって、意地悪で生意気な人だった、と冗談を言ったのが面白かった。
 最後にハレルヤの音楽(?)が流れて式が終わり、遺族に挨拶をしてお開きになった。一時間程度の短い式だった。娘の二人は、気丈に皆と話していた。面識があまりないのだけど、おれや他の留学生のことを耳にしていたらしく、来てくれてありがとう、“this means a lot to me..”と言ってきた。こっちこそ、ありがとうという気持ちだ。
 不思議で仕方なかったことが一つあった。自分がホームステイしていた頃に、どちらかの娘に3つ子が産まれたというのを聞いて写真で見たことがある。その三つ子たちがもう小学生になって目の前に急に現れた。三つ子のことなど忘れていて、急に記憶が蘇ったので頭が混乱。一瞬、赤ちゃんのはずなのに、大きくなって言葉をしゃべってるのが理解できなかった。
 ほかに顔見知りの、どことなくファンキーなホストファザーの姉にも会った。神妙な面持ちで教育に尽力して、仕事以外でもいろんな人にいい影響を与えてきた弟を称え、“He accomplished a lot..(彼は人生で様々なことを成し遂げた)”という風なことを言った。お前も彼の影響を受けてるからここにいるんだろ?、みたいなことを言われ、その姉に、彼のおかげでIndianaで大学院まで行けました、と答えた。大学院は分からないがIndianaで快適にすごすことができているのはホームステイした経験はおおきいのは確かだ。

 Memorial Serviceへ行けて有意義だったんだと思う。ホストファザーについての立派な話をきいて、元気や勇気をもらった気がする。