Buenos Aires

冬休みでアルゼンチンのBuenos AiresとウルグアイのMontevideoに行った時の様子を写真で紹介します。

どこの中南米の国に行ってももつ感想だが、Buenos Airesは特にヨーロッパに似ていた。建物も人も。言葉も他の国のスペイン語よりもヨーロッパに近いというか。

街の中心にあるFlorida通りで、一番栄えているあたり。Messiのポスターであふれていた。

La Bocaという地区。労働階級の人が独自の文化と地位を築いたBuenos Airesを象徴する場所。一部が観光地にもなってる。

El Caminito通りを歩いていると、赤マスクの男が話しかけてきた。名をDon Estebanといって本人のグッズと本人主演のDVD(環境問題)を売っていた。すこし会話をしてみると、しつこくグッズを売るわけでもなく、DVDを宣伝するわけでもなく、La Bocaのことや、しずかで手頃な値段のレストランを親切に教えてくれた。その後、その教えてもらったレストランのオープンテラスでパスタを食っていると、またDon Estebanが現れたw。休憩時間らしく、Don Estebanはあいていたおれの隣の席にさりげなく座ってお茶をする。道行くひとはこの怪しい赤マスクを訳も分からず写真に撮るのだが、ついでに関係のない自分もその写真に入ってしまう状況が可笑しくてたまらなかった。きっと、どこかのブログのLa Boca観光の記事には「赤マスクと日本人」という珍しい写真が掲載されていることだろう。

2001年経済危機の時に起きたデモの弾圧の様子。悲劇としていまも想起される。

Buenos Airesではデモが盛んで、歴史的にみても重要な役割を果たしてきた。これはフロリダ通りで行われていたデモ。IT関連企業で働く人たちで、労働環境の向上(賃金、労働時間、福利厚生)を求めている。ただの野次馬の自分の質問にも真剣に応えてくれた。その人にかける気の利いた言葉は何もうかばず、(なんの影響力もない)自分のブログにのせますとだけ約束した。応援ではなくてBuenos Airesの現状の紹介という意味での写真。

アルゼンチンはイタリア移民の関係でイタリアの食文化に大きく影響されている。そして料理のレベルは高いと感じた。これは適当に入ったレストランの安ステーキ。ステーキは普通だが、ポテトスープがまじで美味かった。ところでBuenos Airesの食文化について、おもしろい裏技があります(自分は未経験)。秘密の連絡先から予約をとった客だけ、シェフの家などに招待されて料理を振る舞われるいま流行りの「Closed-door restaurant」というもの。ガイド本にこっそり書いてあるその一つがこちら

旅行中なぜか果物だけで空腹を満たすことも。すももが美味い。

Pub Crawlという、飲み屋をはしごするイベント。とにかく面白いと言われたので参加した。

他のPub Crawl参加者たち。現地の人やサンパウロからの日系三世の人や中国系の人と話せたのがよかった。日本に複雑な感情はあるみたいだが、日本人にもフレンドリーだ。