Montevideo

ウルグアイの首都Montevideo。スペイン語を一時期教えてくれた友人の故郷でありBuenos Airesから近いということで行きました。この友人(アメリカ在住)がお勧めの場所を教えてくれた。

街の中心。Plaza Independencia.

ウルグアイ出身の画家、Torres Garciaの絵。

いまMontevideoといえば青い空との茶色の水(La Plata川)を思い浮かべる。それほどこの見たこともない色彩が印象に残った。いまではウルグアイ国旗の「水色」が水の色ではなく空の色だろうと勝手に思っている。足が痛かったので、ビーチはただあるいただけ。景色をみるだけで、泳ぎもせずバレーボールにも参加しなかったのはすごく物足りない。

Mercado del Puerto。カウンターの前であらゆる肉を焼いてる。

どこの肉かも分からんが取りあえずビーフステーキを頼む。すると肉のかたまりをドンっと皿に乗っけてくれる。すごく雑なのにまれにみる美味さ。

ホステルの仲間。色んな人がいて、年末休暇で来ている人、仕事を一年休んでこの中にはチャリで6ヶ月も南米をまわってきた強者なんかもいた。ここで会った人は仕事や学校の休みで計画して旅行している堅実な人が多いのが印象に残る。当たり前のように聞こえるけど、自分の経験上ホステルというのは「自分探し」をしている謎な人も多いのだ。

誰がすすめたわけでもなく、なぜか一気飲み。

リーダー格のBくん。この後、Bくんとその旅の友Rが喧嘩してかなり微妙だった(笑)。

年末で盛り上がるクラブ。

<あとがき>
まず、MontevideoとBuenos Airesに行くことした理由から書いてみると、偶然の要素がおおきいです。行き先を決める一番のポイントは、いかにリラックスできるかどうかでした。まず、そこでアメリカとあまり時差がないところ、温暖で治安がよいところ。そして食い物が当たらないところをピックアップしました。これは過去2年間の経験(厳寒の東欧とメキシコでの食中毒)を元にしてます。
上の条件にあてはまって、さらに航空券があまり高くなく、「いま行かないと行かなさそうなところ」ということで他の候補と迷いながら、思い切ってMontevideoとBuenos Airesにしました。結果的には人も食い物もよく、歴史や文化に独特のものがあり気分転換のために旅行するには最適なところだと思います。
ただ、「リラックスしにきた一週間」ではリラックスはできても何も核心に触れられなかったという後味がのこりました。というのも、アルゼンチンの経済危機の影響についてすごく興味があったんだけど、読んだり、見たり、話をきいいただけではいまいち肌で実感できなかった。そして、旅行中ほんとうに気が合うような仲間ができたとしても2、3日でバイバイしておそらく一生会わないというのは悲しい。この二つは納得がいかないけど、逆にそのおかげで今自分にある「Indianaでの生活」を充実させようというモチベーションにもなる。それがこういう旅行のいいところでもあるんだと思う。