飛行機の中で鑑賞した映画

United航空の飛行機の中で鑑賞した映画。最近は100以上の映画から好きな物を選べるようになっていたので、見たことある物や見逃していた映画を主に鑑賞。映画が面白かったおかげで買った本が読めなかった。

1) 「Stand By Me」

なぜか今まで観る機会のなかった作品。ストーリー、演技、音楽、何をとっても完成度が高い。子ども、特にリバーフェニックスの演技力に言葉をうしなう。最近の映画のように特別なセットやCGはなく、シンプルなところがいい。最近のアクション映画にあきていたので、こういうものを探していた。名作。


2) 「カンフーハッスル

かなり前に観た「少林サッカー」をイメージしながら観たら、やっぱり同じような感じだった。ストーリーがむちゃくちゃだがシンプルで、なんにも考えずに楽しめるのがよいところ。


3) 「The Rock」

何度も鑑賞した映画なので、好きなシーンだけをみた。ショーンコネリー扮するメイスンがむかつく知り合いに似ていて以前より楽しめなかった。


4) 「Breakfast at Tiffany's」

1961年の作品。個人的に話は面白くなかったが、当時のNYの雰囲気を知ることのできる貴重な映画だと思う。知り合いのD先生はBronx育ちで、先生の少年時代はこの映画の撮られた時期と重なる。D先生は「NYC(ニューヨークシティー)は世界で一番クールな街だ」と言う。そこまで言えるのは、特に60年代の夢や希望に溢れたNYCを体験したからではないか。この映画をみてあらためてそう思う。


5) 「Chimpanzee」

チンパンジーの子どもに焦点をあてたドキュメンタリー映画。舞台はアフリカのジャングル。ネットでの評価以上に楽しめたと思う。この手の映画を観たことがなかったからだろうか。ただ、都合良く編集して一つの話になっているところが嘘くさく感じたのと、チンパンジーに勝手に英語の名前を付けている点が気に食わない。ディズニーの「Earth」という映画はこの作品よりさらに評判がいいので観てみよう。


6) 「The Dead Poet Society (今を生きる)」

ボーディングスクールの生徒と先生の話。日本で観たことがあるので二回目だ。米国に長くいて、アメリカ文化のことや学校のシステムをしっているからこそ分かったところもある。決められたことをやらせるエリート教育では、人間が育たないというマイナスな面も確かにあるのだろう。Keating先生のやろうとした子どもに夢と自主性を持たせる教育はエリート教育よりも実は繊細で難しいと感じる。教育はふかいな。


7) 「Comme un chef」

フランスの映画。これも単純でおもしろい映画だ。ストーリーもフランスらしさを出していていいと思う。料理人をテーマにした映画を何度かみてみて、フランスとイタリアの料理に対する情熱はまじだなと気づく。それと、主演の人がジャンレノに似てるなぁと思っていて、今やっと本物だったことに気づいた(笑)。