今年

この一年を簡単に振り返ると、2013は2012年に引き続きストレスのかかる一年だった。

そんな中で、自分の人生にとってポジティブなことも多かった。

前の指導教官がまれにみるクソで、その研究室を出ることになった。学校の政治問題がからむため移籍先をさがすのに苦労があり、いろんなものを否定されながら、立場上、言い返せない悔しい思いもした。何人かのサポートをうけて、今年の前半のうちに良い感じの研究室に移る事ができた。そこで助けてくれた人格者の先輩/先生には心から感謝している。そして、先生に公私でお世話になっているのはかなり幸運で、ここで将来につながる何かを得られる感覚がある。

もっとひどい経験をしている人がいるので情けないが、前述のストレスが慢性的に抜けない感じになってしまっていた。それをなんとか軽減する必要があったため、それを解消する方法としてボクシングに行き着いたんだけど、これが大当たりだった。ボクシングは単純に面白く、初心者なので上達は早い。かといって極めるには深すぎるほどで、学ぶのがたのしい。トレーナーや生徒たちは素晴らしい人たちで気分転換には最適だったと思う。ボクシングのおかげで闘う気持ちを思い起こさせてもらったし、生活全体にポジティブな影響をあたえてくれた。場所は変わったがこれからも続けたいと思う。

最後に、どさくさにまぎれて行ったスペイン旅行はかなり楽しかった。語学学校時代の旧友との交歓、経済危機の中でも親切で強いゆかいな人たちとの出会いで、こういう風に生きたいというイメージが持てた。