Eさん転職

昼飯は毎日のように学校の病院の食堂で食う。そこではたらく人の何人かは友達なんだけど、その中の一人、Eが転職のため、金曜が最終日だった。一年前ぐらいにやってきた上司が最悪で、もう耐えられないということで、辞めることにしたのだ。長時間まじめに働いているのに、部下を大切にしないところが、自分の前の研究室と重なって、腹立たしい気持ちだった。そして何も助けてあげなかった自分にたいしても腹がたつ。だが、今の状況をぬけだして次のステップに進むというのは喜ばしいことだ。金曜は、Eの仕事あがりにコーラで乾杯をした。