Alabalmaで学会

2週間前に、AlabamaのBirminghamへ中西部の糖尿病研究の学会へ先生や同僚と参加した。全部で100人ぐらいの丁度いい人数だった。

自分のポスター発表はまぁまぁの出来でした。あたりさわりのない研究結果なので、まだツッコミにくい事は確かだ。今回の個人的な目的は、発表よりも、糖尿病研究の分野で何が大事なのかというのを見極める事だった。この分野でもStem Cell研究が注目されていて、Stem CellやiPS細胞からすい臓のベータ細胞(血糖値をコントロールする細胞)を作って臨床に応用させる研究がさかんだ。

課題はいくつかの層になっている。それぞれについていうと、(1)ベータ細胞を作って、さらに(2)身体に移植して、細胞を(3)免疫反応からまもり、(4)長期のあいだ機能させることだ。それぞれについて研究がいそがれている。いま所属する研究室ではどちらかというと(3)と(4)をやっています。

この学会では、自分がずっと考えているアイディアを先生たちにきく機会もあった。このアイディアはIndiana大では専門家がいないのできくことができていなかった。それで、そっち方面の研究はされているが、実験がだいぶ難しいと思われていて、そっち方面にはみんなあまり努力していない様子だった。これはチャンスだ。でも、どうやって実行に移して結果をまとめるかは分からない。夏の間に調べて、なんとか目処がたてばいいな。