ねずみ講

ボクシングのジムで会った人が、日本語が話せて、しかも知り合いの元夫だったことが分かった。


でも、しつこくビジネスミーティングをやるから来てほしいと言ってくる。いろんな会社の人が集まるのでコネを作っておくにはいいと言っていた。うさんくさいしうざいと思いながら、夕方は暇だったので行ってみると集まってる人からして怪しい。若い無駄に明るい金持ちそうな人たちと、性格わるそうな老人たち。


そして億万長者と紹介されたゲストが話はじめる。自分がどれだけ成功してるか、自分が昔は無知な人間だったこと、これをきいている人も頑張れば成功できる、というありがちな話の劣化版という感じで、長くていらいらする。そして唐突に、誰もまだ知らないといわれている奇跡のサプリメントがでてきました(笑)。


科学的に証明されましたと言って、名前もきいたことのないような大学の先生みたいなのが、でたらめのデータをみせる。そんで、そのサプリメントを売る権利が$600ぐらいで買えますと言って、拍手がおこる。突っ込みどころが多すぎて、ムカついた。休憩時間に帰った。



被害は0だったが、ねずみ講と言わずに誘ったヤツと、怪しいと思いながら行ってしまった自分にムカついた。そして、こいつの妻(昔、すごく親切にしてくれた)がねずみ講をやっていたことが分かってすごくがっかりした。まぁ、経験やネタとしては面白いからよしとしようかな。


いままでの経験上、他人の半分はいい人で、あとの半分は人をだまして生きている人間だという感じ。そして、どの人がどっちかというのは、どんなに経験がある人でも数回会って話しただけでは分からない。