A、シアトルへ

学部時代からの友人で隣の研究室のAが月末にシアトルへ行くということで、今日は一緒にお茶をした。

なんとなくいい感じの話ができた気がする。Bloomingtonのことや、研究や家族の話、将来の話などをした。時がたったせいか、育ちがいいのか、いいイミでもわるいイミでも堅実な印象。逆に言うと、優秀なんだからもっと勝負して夢を追いかけてほしいとも思う。

学部時代、Aは彼女と喧嘩した(別れた?)あと、ヤケ酒をのみ、酔っぱらいながらも図書館へ宿題をやりにくるような人間だったはずだ。せつないストーリーを笑いに変えて、深夜の図書館でわれわれに披露してくれた。年相応にまとまらないで、たまにそういう部分を出すことも忘れないでほしいと思う、と言っておけばよかったかな。とはいえ、Aにはシアトルでもっといい生活がまっていることを確信している。