Diner with boxing gym

数ヶ月前に引退したボクシングコーチのMと何人かを誘って晩飯をくった。結果的にかなりいい時間になった。

自分一人で計画から、人呼んで、店の予約までしたので、わりと大変でした。楽しかったのと同時に、うまくいって良かったと一安心。今回の晩飯はずっと数ヶ月以上も考えていたことで、動機とか詳細とかはこんな感じです。



前のジムに来ていた、気合の入った人たちは新しいジムに場所を移ってからほとんど顔を見せなくなった。さらに慕われていたコーチのMが辞めたので、もう会うことがなくなったも同然だった。いきなり辞めたコーチにお礼と感謝の気持ちを伝えたいという人たちはやはり多かった。個人的にも、コーチとはもう少し話したいし、半年しかいなかった前のボクシングジムの空気や人には思い入れがある。前のジムのメンバーとMとで一緒に集まる機会の必要性をはげしく感じていた。誰かなんかやってくれるのかな、と思い続けていても、いままで何もなかった。なので夕食会を不慣れな自分でこれも経験だと思って、オーガナイズすることにした。


始めてみると、顔の広いLくんなんかが手伝ってくれるかと思っていたが、誰も手伝ってくれない。連絡先を知らない人が多いのに、別の人に連絡先を聞くとこから始まった。メインとなるコーチのMに電話しても、なぜかろれつがまわっていなくて何言ってるかわからないし、テキストメッセージだと"ok"と一言しか返事が来ないので、Mさんは元気なのか、来てくれるのかがすごく心配になった。誘った人たちは、「行けたら行く(=「行かないよ」という意味)。」という曖昧な返事だったので心がおれかけた。そして、暴走してほとんど関係のな人たちまで誘っている自分がいた(関係ない人は結局来なかった)。


場所は日本食レストラン、Asaka。夕方7時前に行ってみるとコーチのMが来てくれていた。とても元気で、普通に会話も前と変わらずできた(あの電話はなんだったのか)。あとから現コーチの一人のBくん、そして他の州から出張帰りのDとRさんが来てくれた。かなりいいメンバーだ。さらに、晩飯を食う時間はないが、コーチに挨拶をするためだけに人が来てくれたりした。この時点で一安心。


とくにDは気合が入っていて、おっかなく、緊張感をあたえる。他の人たちもボクシングでしか会ったことない人たちなので、あらためて見てみるとコーチやRさんも含めて皆ゴツい。実際強いし、何度も書くが、気合が入っている。おっかない。店員はいつより気持ち丁寧だし周りの人たちからもおっかなく見えているのかな、と思う。


それなのに、コーチのMがいるので会話は明るく、スムーズだ。Dはアーミーの訓練でクモに噛まれてどす黒くなった傷跡をみせてくれたり、クマにあった話をしていた。近況を話し合って、おれも学校のこととか、最近のボクシングのトレーニングの話などをした。いろんな人が人格者のMを慕っている。Mは自分の教え子たちが大好きで心から大事にしているのが分かる。こういう人たちと普通に飯を食えるのはすごいなぁと感慨深い。


こんな感じで、すこし緊張感がありながら自分も皆も楽しめた有意義な集まりになりました。MもDたちも元気そうで良かったし、次につながる感じがとてもいい(DとRのジム復帰の話、Mのジム訪問など)。個人的に、この夏は、「パーティーを主催する」という目標があったので、形は違うが、これで達成されたことにしようと思う。ちなみにMは日本食は口に合わずに半分以上残していた。