70 years since the WWII

終戦から70年。こっちの主要メディア(BBC,NYTなど)の反応は少ない。天皇が謝罪と反省をしたという話が少しだけ報道されている。海外からしてみれば、第二次世界大戦中の数ある記録の中の一つという認識で、日本との温度差は大きい。そして日本での報道も年々縮小されているようで、時間の経過を肌で感じる。

日本では、この時期には戦争の悲惨さ、無意味さが報道される。戦争をやってはいけないということが強調される一方、憲法9条の改正(?)をして軍隊をもつべきだという意見もある。それにたいして、個人的には、憲法9条の改正をするしないに関わらず、やっていかなければいけないことがあると思う。

憲法9条の改正でより権限を持った独立国家にはなる。ただ、一つの例としてアメリカのように権力・武力主義化にむかっていくような不安がある。アメリカの力を力で押さえつけるやり方では、テロはなくならないし国内での犯罪も減っていない。武装した容疑者がいればポリスが射殺する(銃による容疑者の射殺は年間1000件を超える)。武力行使が抑止力にはなっているが、戦争をしている国との理解は進んでいないし、国内でも銃の規制もなければ、人種差別も、教育の機会も、貧富の差も改善されていないので、力で押さえつけるだけでは問題は解決しない。

とりあえず一つの案としては、戦争の悲惨さを海外にもっと発信すること。しかし、悲惨さを伝えるということは難しく、受け取る側には重いため多少なりとも批難される気分になる。批難されるだけでは人間は受け入れないものだ。と書いたところでだいぶ面倒になってきたし、あまり知識がないのでかんがえるのをやめますw。ただ、理想というかやるべきことは批難するだけじゃない、受け入れやすい方法で、戦争をしなくてすむツールを作ることなんじゃないかと思います。そして、なんとなく音楽やアート、民間レベルでの国際交流などが重要なポイントとなってくる気がする。