大雪

 現在、Indianapolisはかなりの大雪。

 そんな中、研究室を早めに切り上げ、「Memorial Service(葬儀)」の1日前に行われる「Visitation」なるものに参加した。実際の式では時間がないため、この場で出席者が遺族に挨拶したり故人にお別れをしたりするのだ。豪華な建物の中、だいぶカジュアルな感じで、懐かしい顔もいて、声をかけてくれお互いの近況を話した。ホストファザーにはかける言葉がなかったが、会いに行くと彼のほうから色々話してくれた。自然と楽しい思い出話などもできた。

 いまの研究室には週末は牧師をしている人がいて(何者?)、「Visitation」に行くんだ、と言うと色々教えてくれた。その人は嘆いている人に無理に言葉をかけなくても、いって話をきくだけの方がいい時もある、と言っていたが今回のことで確かにそういう時もあるんだと思った。

 追記:翌日、ホストマザーのメモリアルサービスが厳かに行われた。悲しむだけでなく、その人の生を皆で称えようという雰囲気で少なからず気持ちが明るくなる。


写真はIndianapolis、2003年