ボクシングの練習2

ボクシングはいまだに続いていて、週に2回ほど行くことにしています。観ることもほとんどないスポーツの初心者なので、覚えることが多くて上達が分かりやすい。面白くていい気分転換だ。

最初の2回はいけてなかった。縄跳びをやればはげしく頭痛がするし、運動してだいぶ暑いのになぜか汗がほとんど出ない状態だった。トレーナーの人が指摘するぐらいだから汗が出ないというのは異常だったのだろう。治らなければすぐやめようと思ったが、3回目以降はそれぞれ改善したので続けることにしました。単にきつい運動に耐えられる身体じゃなかったんだと思う。

トレーニングの中で一番面白いのは「ミット打ち」だ。トレーナーの人が誘導するミットをめがけてパンチをする。よくテレビで見るやつだ。トレーナーは元プロで指導経験は豊富。レベルに合った指導が上手い。トレーナーの改善する所は指摘するが、こまかい失敗などは全く無視して、良いところをほめるだけの指導法は学校での教えられかたとは違うので軽くショック。スポーツだけじゃなく、褒めるだけの教育をすれば、教えられる方はやる気が出て、自主性が育つので効率がいいはずだ。実体験からそう思う。

あと、勘違いしていたけど、「スパーリング」というのは実戦形式で相手と軽めに殴りあう練習で、これをやるのはだいぶ技術と体力が上達してからだ。軽くでも殴られると頭への影響があるので、全くやらないという選択肢もある。

最後に、なんといってもここの一番いいところは人の多様さだ。おっかなそうな黒人(実際は親切)がほとんどで、おたくみたいな白人もいれば、女の人も何人かいる。医学部の研究室という偏った人の集まる環境とは違って気分がいい。