Boy Scouts 連盟のディナー

友人のBがB大学の大学幹部の事務で働いてる関係で、なんとBoy Scouts連盟のディナーにさそわれました(謎)w。あまった席の人数合わせだ。

会場は某高級ホテルの500人程収容する会議室。薄暗い部屋に明るいステージがあり、イーグルのマークの付いた連盟の旗がでかでかと掲げてある。

白人ばかりでAway感がはげしく、宗教色がつよく、宣誓なんかもしていて、フリーメゾン的にヤバめな感じがした。飯はうまかったが、一瞬で逃げ帰りたくなった。これにさそってくれたBは女だしBoy Scoutとまったく関係ない。普段は最強レベルに他人にフレンドリーなBも静かだった。

やがてBoy Scoutの出身者で出世した人たちを称える授賞式がはじまる。受賞者のスピーチは意外によかった。これまでの重い空気とは変わって、半分ジョークで笑うような雰囲気。この受賞者は自分よりもBoy Scoutでもっと野外スキルを学んだ人はいるし、自分のその後のキャリアにもほとんど関係なかった、という言いかたをしていてかなり参加者に受けて、笑いがおきていた。

そして、Boy Scout経験して一番役に立ったスキルとして、なにも関係なさそうな
「(車道などを横断するとき)左右を確認するようになったこと」
と言っていた。そこでも笑いがおこり、Boy Scoutって一体何だろう、という謎がますます増える。これを笑えるということはやばい人たちじゃないような気がする。

さらに、「左右を確認する」ことは、ジョークに聞こえるが実際は核心をついている言葉なんじゃないかな。なにも考えずに無鉄砲に人生を切り開いていく生き方との対称で、まわりを見て注意しながら考えながら進んでいく生き方、みたいな(適当)。

このイベントはなんといっても場違い感がよかった。ただ、あまりの関係なさで何をやっているのか分からない。途中であきるので次に誘われたときは行かないだろう。