Campus Visit 2012

今年も大学院受験生たちが面接のために2日ほど学校へやってきた。

受験生はこの間に教授3人と面接をすることになる。受験生は滞在中はホテルに泊まり、面接以外にもプログラムの説明を受けたり、在学生とのディナー、先生とのランチ、インディアナポリスツアー、キャンパスツアーなどがあってかなり密度の高い2日間だ。この一大イベントは「Campus Visit」と呼ばれる。

ここの大学院(アメリカの大学のほとんどの理系博士課程)は授業料免除で生活費が学校から支給されるので、学校側の負担はやはり大きい。その分やる気のある優秀な人に来てもらいたいので、学校側はあらゆる手を使って受験生に良い印象を与えようとするのである。

この間、在校生はCampus Visitを手伝うことができる。研究の説明、面接の時の受験生のエスコートなんかだ。自分は一番簡単な「受験生とのディナー」を選んだ。これはなんとレストランで受験生と飯を食って、質問に答えたり、雑談をしながら美味い飯を食うだけ。取りあえず、自分の所属する神経科学プログラムを勧めておきました。2日目のディナーのあとは受験生と在校生でバーにくりだしたりもした。こっちとしても、やる気のある受験生と話すのは楽しくいい刺激になった。


一応このインディアナ大学医学部のPhDプログラムを宣伝しときます(今年度の募集は締め切り)。大学院留学に興味のある人はここは留学生を多めに取るので意外と穴場だと思います。それにしても留学生はほとんど中国からで、日本人は少なすぎるのでもっと増えてほしい。