Sくんのご両親の訪問

Sくんの命日にあわせ、ご両親がIndianapolisを訪問する。準備など、お手伝いさせてもらっている。

Sくんは、人を助けるのが生きがいの素晴らしい人間で、Indianaに来たばかりの頃にお世話してくれた。そのご両親(同様に素晴らしい人たち)の力にすこしでもなれるというのは、悲しくも、ほんとうに光栄なことだ。

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下に書いていた研究を先生方がやってみてもいいよと言われた!研究内容や重要性よりも、安く簡単にできるという主張を評価してくれた感じ。研究というのはお金がすさまじくかかるので、金額は重要なポイントなのだ。

いままでやってきた研究を早めにまとめて論文にして、こっちを始めたいな。

以前から温めていた仮説

調べてみると、以前から温めていた仮説を証明できる実験は簡単であり、そしてその結果次第では2、3のあたらしい法則を発見できる可能性があることが分かった。今までこの業界で信じられていたものを変える可能性がある。

何人かに話しをすると、これはいけそうだ、ということなので先生に何があっても説得させて、やらせてもらうつもりだ。こういうチャンスは滅多にないと思っている。もちろん、内容はここでは書けない。

Bike Competition

よくいくレストランYatsの店員にBike Competitionをやっているということで、誘われて、ダウンタウンの公園に行った。

行ってみると、噴水を囲む円型の広場に10人ぐらいのヒッピー風のお兄さんお姉さん方がいた。自転車をこぎながら噴水から桶で水を汲んで電灯の下においてあるコップに水を入れていくという謎なゲームをしてはしゃいでいた。メンバーの誕生日をいわう一環でやっているのだとか。

端から見てると、年がいっても子供のような遊び心を忘れない、貴重な人たちだなぁと思う。ここでも場違い感があったが、変なお兄さんお姉さん方と雑談するのはおもしろい。そして、隅においていた誕生日ケーキはなぜかホームレスに盗まれて、メインイベントのはずだったおいわいはなくなった(笑)。

Boy Scouts 連盟のディナー

友人のBがB大学の大学幹部の事務で働いてる関係で、なんとBoy Scouts連盟のディナーにさそわれました(謎)w。あまった席の人数合わせだ。

会場は某高級ホテルの500人程収容する会議室。薄暗い部屋に明るいステージがあり、イーグルのマークの付いた連盟の旗がでかでかと掲げてある。

白人ばかりでAway感がはげしく、宗教色がつよく、宣誓なんかもしていて、フリーメゾン的にヤバめな感じがした。飯はうまかったが、一瞬で逃げ帰りたくなった。これにさそってくれたBは女だしBoy Scoutとまったく関係ない。普段は最強レベルに他人にフレンドリーなBも静かだった。

やがてBoy Scoutの出身者で出世した人たちを称える授賞式がはじまる。受賞者のスピーチは意外によかった。これまでの重い空気とは変わって、半分ジョークで笑うような雰囲気。この受賞者は自分よりもBoy Scoutでもっと野外スキルを学んだ人はいるし、自分のその後のキャリアにもほとんど関係なかった、という言いかたをしていてかなり参加者に受けて、笑いがおきていた。

そして、Boy Scout経験して一番役に立ったスキルとして、なにも関係なさそうな
「(車道などを横断するとき)左右を確認するようになったこと」
と言っていた。そこでも笑いがおこり、Boy Scoutって一体何だろう、という謎がますます増える。これを笑えるということはやばい人たちじゃないような気がする。

さらに、「左右を確認する」ことは、ジョークに聞こえるが実際は核心をついている言葉なんじゃないかな。なにも考えずに無鉄砲に人生を切り開いていく生き方との対称で、まわりを見て注意しながら考えながら進んでいく生き方、みたいな(適当)。

このイベントはなんといっても場違い感がよかった。ただ、あまりの関係なさで何をやっているのか分からない。途中であきるので次に誘われたときは行かないだろう。

H、Clevelandへ

Hくんは最近、卒業してClevelandで仕事を見つけた。引っ越す前日の夜、閉店したスタバの前の駐車場に呼び出されてお互いの健闘をいのり、軽く感動的にバイバイした。

Hは2009年に大学院はいったときの同級生。なぜか結構気があってLexingtonやClevelandで遊んだりもした。中国からの留学生で、簡単にいって文化的に違うところがある人だ。主張が強いのでイラつくことも多かった。

そういう時、こっちも負けずと言い返すと、軽い言い合いになる。それでも、不思議と分かり合えるところがあった。他の多くの留学生やアメリカ人、とではない、お互いの文化の理解につながる瞬間がたくさんあった。Hは結局はいい人でもあり、懐の深さもあるんだろうな。やっぱり国際交流はいいなと思わせてくれたひとだ。

「おまえはBest friendだ。」という貴重な言葉ももらって、いい気分になった1日。

Roommateを持つ利点

いま一緒のアパートで住んでいるルームメートがでていくので、友人のIさんが2ヶ月だけここに住んだ後、また新しいルームメートをさがすことになった。

南米系のいまのルームメートはかなりコミュ力、生活力と適応力が欠けていた。いちいち0から生活について言ってあげないといけなかったのがきつかった。信じられない話だが、人が買った消耗品を使えば買って返す、傘など借りたものは返すこととか、家賃はいつまでに払うことだとかいう基本的なことがわかっていない。何もわからないのだがそれを人に聞くコミュ力がない。それでも、家賃はおくれても払ってもらえたことと、静かなところはだいぶ助かったかな。

ところで、今までのアメリカ生活のなかで10回ほど引っ越して、10人以上の違うルームメートたちと住んできました。自分の中では実感があまりないが。アメリカ生活で嫌な思いもしてきたが、ルームメートを持つことの利点のほうが自分にとってはあると思う。そのいくつかをあげると

  • 学校に近いアパート(高額)でも家賃を抑えられる
  • 家に人がおおいことで単純に安全性が上がるし、安心感がある
  • 生活リズムができる
  • 他国の文化の理解が多少すすむ
  • 国とか関係なく、いろんな人がいることがわかる
  • 自分のこともすこしわかる(たとえば、自分は部屋に引きこもるタイプなので、ルームメートとはがんばらないと友達になれない)

卒業後はルームメートと住むことなんてあるかどうか分からんので、いまの経験は貴重だと思いたい。